
植物資源の力
NPO-NAP
≪Nobel Apolication of Plant resources≫
水俣病の教訓を基に、人間と自然とのより良い関係を構成するため、生態系の循環を促進して森林や海藻の森の再生や新生を促し、環境の保全と人類の持続可能な発展に寄付することを目的として『NPO植物資源の力』は誕生しました。
このNPOは、植物性農業廃棄物、雑草、森林木や海藻(海草)等の、陸上や海洋の植物資源の高度有効利用や(※参照1)用途開発などの研究、調査及び技術移転や指導等を国内外に亘り行います。また、環境、自然、天然素材に関心のある人々に対して、バイオマス素材利用の普及、啓発に関する事業を行います。
20世紀の反省、21世紀、そして未来へ
水俣病公式確認から半世紀。我々は、そこから環境問題が容易に解決しないことを学びました。生態系の再生は困難を極めます。浚渫、埋め立てという対症療法的な処置は行われましたが、決して、恒久的なものではありません。生態系の再生は、水俣病問題に残された課題のひとつです。
化石エネルギー中心文明は人類に恩恵だけを与えるわけではないということは、20世紀に人類が生み出した文明が我々に突きつけた大きな課題です。
循環型社会という考え方は、今、我々が考えうる最善のフレームです。しかし、そのフレームの中で、利用していけるエネルギーや工業材料については、まだ、開発も思想も進んでいません。
21世紀には、その問題の一つ一つに解決を与えていかなくてはなりません。NPO植物資源の力は、そこに英知を集める活動をして行きたいと思います。
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NPO植物資源の力は、大いなる志を持って、誕生しました。しかし、生まれたばかりです。実績などあろうはずがありません。ですから、生まれたばかりのこのNPO植物資源の力を物心両面にわたって育てて欲しいのです。
\ 皆様へのラブコール /

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水俣の海を舞台にして
~水俣の海再生プロジェクト~
※不知火海「海藻の森構想」は、海、山、川の動植物の命の連携によるグリーンベルトが、その地域の生態系を保全する力となると唱えています。
■海洋、瀬、島の生態系調査、海藻の再生と新生プロジェクト。
■海藻の森公園作りと環境学習の場作りプロジェクト。
陸上植物と海藻、海草の多様な組み合わせいより循環型社会に対応する、医、食、住のための素材開発研究を推し進めます。※参照2
国内外における植物資源利用の技術移植事業。
ブラジル国パラ州、東部アマゾンは、砂漠化の危機にあります。豊で人を寄付けないような熱帯の大地は、わずか5cmの表土にしか覆われていません。それを熱帯多雨林の木々たちが根を張り、流出することを防いできました。しかし、木材資源の採掘、農地開拓の拡大は、熱帯多雨林を消失させてしまい、結果、表土の流出を生み、荒廃化、砂漠化が進行しています。乾燥気候地帯サンタレン付近原産のクワラは砂漠化が進む荒廃地でも生息できる貴重な植物で、もともとインディオたちが紐を作りる原素材にしてきたものです。
東部アマゾンに住む人々のうち大多数を占めているのが、カボクロと呼ばれる未識字の貧困層の人々です。言われるままに木材の伐採等を請け負ってしまう彼らにクワラを利用し、就労の場を生み出す活動をブラジル国立パラ連邦大学内NGO POEMA AmazonPaperとJICAと協力し行っています。
バイオマスは循環型社会を構築するためのキーワードです。
NPO植物資源の力は、その普及啓発活動に務めます。
研究会の設置や講演や勉強会の実地
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